バレーボール選手の古賀紗理那さんといえば、日本を代表する選手の一人ですよね。
17歳で全日本代表に選ばれ、現在は女子バレー界に欠かせない存在になっています。
そんな古賀紗理那さんの学生時代の経歴やエピソードをご紹介します。
古賀紗理那のプロフィール
生年月日1996年5月21日
出身地:佐賀県神埼郡
身長:180cm
体重:66kg
血液型:B型
利き手:右
ポジション:ウイングスパイカー
所属:NECレッドロケッツ
古賀紗理那の出身高校は熊本信愛女学院
古賀紗理那さんの出身高校は熊本信愛女学院です。
偏差値は47~56で、普通科特進コース(56)・普通科普通コース(47)・情報ビジネス科(47)があります。
古賀紗理那さんがどこの学科だったのか調べたましたが、分かりませんでした。
この学校はカトリックの高校で、宗教のテストもあるようです。
珍しいですよね。
ちなみに熊本信愛女学院出身の有名人は、女優の映美くららさん、倉科カナさんがいます。
古賀紗理那の経歴&エピソード
古賀紗理那さんの経歴とエピソードを学生時代から順にご紹介します。
学生時代
小学校時代
古賀紗理那さんは佐賀県出身ですが、6歳のとき父親の転勤で熊本県に引っ越しています。
母親がママさんバレーをしていた影響から、小学2年生からバレーを始めました。
最初は週2回の練習がある地元のバレーボール教室でバレーをしていましたが、強豪チーム大津ジュニアと対戦したことがきっかけで、小学校3年生のときに自分の意志でその強豪チーム・大津ジュニアへ移籍しました。
ちなみにその時は0点で負けてしまったそうで、古賀紗理那さんは相当衝撃だったんでしょうね。
「地元の大津ジュニアという強豪だったのですが、強いというところだけではなく、まずすべてが徹底されていたことに驚きました。返事や挨拶とかがピシッとしていて、すごく格好よかった。それで、母に入りたいって言ったんです」 引用:Tarzan
当時の大津ジュニアは火曜日以外は毎日練習がありました。
最初は楽しかったようですが、コートに入る機会が多くなると、運動量が増えてとても厳しくなったんだとか。
「毎日、過呼吸みたいになりながら、スパイクを打ったりしていましたね。
それで、小学校4年生の頃に一度、キツくてやめたいと思ったこともありました。
でも、5年生になると試合でも勝てるようになってきて、全国大会に行くという目標もできた。それからはバレーをやめたいと思ったことは、一度もありませんね」
引用:Tarzan
そんな古賀紗理那さんですが、小3の11月の大会に出場するころには、小6の選手たちに混じって早くもレシーバーを務めたそうです。
そして小5、小6の時に全日本バレーボール小学生大会(全国大会)へ出場し、小学校6年生のときには全国大会でベスト8になっています。
小6の夏に大津ジュニアの代替わりがあり、8月には第一線から離れたそうです。
そこから中学に入学するまでの間に、158cmだった身長が166cmになったというので驚きですよね。
中学校時代
中学は、熊本県代表の大津町立大津中学校に進学しました。
この中学には熊本県では有名な監督・平木元宏先生がいて、それまであまりやってこなかった体力作りの練習が加わり、練習はさらに厳しくなったそうです。
「朝のラントレが大変でした。毎日、走っていましたから。
グラウンドの200mトラックを全力で5~6本。休憩はペアになった子が走っている間だけ。走るのは大嫌いだったから、ホントにキツかったですね。
でも、そのときのポジションでは、真ん中でブロックしていたから、両サイドの選手に比べて運動量が多かったんです。だから、辛くてもしっかりやらないと、と思っていましたね」 引用:Tarzan
身長が伸びた古賀紗理那さんは大津中に進学後、前線のオールラウンダーを任されていました。
そして3年生の8月には全国大会3位となり、優秀選手に選出されました。
同年12月には「JOCジュニアオリンピックカップ」に出場し、最も将来性が高いと評価された選手に贈られる「JOC・JVAカップJOC・JVAカップ」及びオリンピック有望選手に選出されました。
また小学校卒業時に166cmだった身長は、中学3年間で180cmにまで成長したそうです。
実力・体格ともに揃っている古賀紗理那さんのもとには、高校進学の時期には県内外から7校以上のオファーがあったんだとか。
将来有望なので、どこの高校も欲しい選手ですよね。
高校時代
高校1年生
高校は2歳上の姉・麗那さんの後押しもあり、2012年に姉と同じ熊本信愛女学院高校に進学しました。
2012年の10月にはアジアユース選手権に出場し、日本の4連覇に大きく貢献しました。
また古賀紗理那さん自身も大会MVPとベストスコアラーを獲得しています。
実は姉の麗那さんもバレー部に所属しており、古賀紗理那さんが1年生、麗那さんが3年生のとき「古賀姉妹ツインタワー」で春高ベスト4の成績をおさめました。(2013年1月)
この大会で古賀紗理那さんは1年生で唯一レギュラーに選ばれ、大会の優秀選手賞にも選ばれました。
高校2年生
そして2013年4月の高校2年生のとき、全日本女子メンバーに初選出され、同年5月からのヨーロッパ遠征メンバーにも選出されました。
このときのことを古賀紗理那さんはこう語っています。
「意味がわかんなかった(笑)。なんでだろうって。高校生1人だから、すごいアウェー感もあって、緊張しました。憧れどころじゃない存在の(木村)沙織さんもいて、代表の招集日に初めて生で見たんです。オーラが半端なくて圧倒されました。完全に場違いだと思っていましたね」 引用:Tarzan
マスコミは古賀紗理那さんに注目していましたが、本人に自覚はなかったようですね。
全日本デビューは2013年6月7日、イタリア4か国対抗(ALASSIO CUP2013)での途中出場でした。
また、2013年7月のインターハイでは熊本信愛女学院を準優勝に導き、自らもベスト6・優秀選手賞を獲得しました。
2013年10月、古賀紗理那さんは17歳ながら第1回世界U23女子バレーボール選手権のメンバーとして日本チームの銅メダル獲得に貢献しました。
全日本にインターハイ、U-23と大忙しですが、どれも大活躍していますね。
本当に凄い選手です!
高校3年生
キャプテンを務めていた2014年の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)では、決勝で東京五輪の強化メンバーである1年生の宮部藍梨を擁する大阪の金蘭会高等学校に破れてしまいます。
高校最後の大会は2015年1月の春の高校バレー。
学校のチームを優先したいと全日本の合宿のオファーを断って臨みました。
しかし、レギュラーメンバーを含むチームメイト4人がインフルエンザにかかるというアクシデントにも見舞われ、エースの白井美沙紀さんを擁する神奈川の大和南高等学校に2回戦で敗れ、高校在学中の日本一は叶いませんでした。
古賀紗理那さんは高校3年間のドキュメンタリー番組で、キャプテンとしての苦悩もあったようですが、春高後、「みんなと出会えてよかった。みんなとバレーが出来てよかった。」と語っています。
とても充実した高校生活だったのでしょうね。
高校卒業後はNECレッドロケッツに入団し、現在はVリーグ、全日本で大活躍されています。
まとめ
古賀紗理那さんの学生時代の経歴をまとめてきました。
様々な実績を残してきた古賀紗理那さんですが、今後も全日本の主軸として活躍が期待されますね。
これからも古賀紗理那さんを応援していきましょう♪