日本女子バレー代表の林琴奈さん。
攻守にわたって頼りにされており、活躍が期待されます。
そんな林琴奈さんはどこの高校出身なのでしょうか?
出身高校や学生時代のエピソードなどを調べてみました!
林琴奈の出身高校&中学校は金蘭会
林琴奈さんの出身高校と中学校は大阪府にある金蘭会高校です。
- 住所:大阪府大阪市北区大淀南三丁目3番7号
- 設立:1905年
金蘭会は女子校で中学と高校は同じ場所にあります。
中学の卒業生は原則として、全員が金蘭会高等学校へ内部進学できるそうです。
金蘭会高校は学校活性化のために2007年にバレーボール部を設立。
2014年に春高・インターハイ・国体で優勝し、春高バレーでは2014年以降6年連続でベスト4以上に入っているバレーの強豪校です。
林琴奈さんは中学・高校と金蘭会に在籍していました。
中学時代のエピソード
京都府出身の林琴奈さんは小学校2年生のときに、4歳上の姉の影響でバレーボールを始め、金蘭会中学へ進学します。
林琴奈さんは小学校は地元・京都市立皆山小学校に通っていましたが、「将来はバレーボール選手になりたい」という気持ちから、自宅から遠い金蘭会中学への進学を決めたそうです。
金蘭会中学校は2014年~2022年の間で、6回も全国大会で優勝するバレーボールの強豪校です。
そのため練習は厳しく、さらに通学に片道1時間弱かかり、毎日朝6時に家を出て、22時に帰宅する生活を送っていたんだとか。
練習は厳しいだろうと覚悟していたつもりでしたが、実際は想像以上でした。金蘭会中学校は「日本一を目指す」という言葉が当たり前に飛び交っていました。「日本一」になるために、とにかく基礎や基本練習を徹底的に練習しました。
引用:https://www.jti.co.jp/sports/marvelous/profile/hayashi/interview/index.html
日々の練習も成果もあり、中学3年生のときは全国大会で優勝を果たしています。
また、中学3年生のときの全国都道府県対抗中学バレーボール大会では北大阪代表の主将に抜擢され、優秀選手に選ばれています。
高校時代のエピソード
金蘭会高校に進学した林琴奈さんは、高校1年生のころからレギュラーとして活躍していました。
初の春高バレーでは準決勝に進出するも、林琴奈さんのスパイクのミスが最後の失点となり、負けてしまいます。
林琴奈さんは
負けた悔しさだけでなく、先輩への申し訳無さも感じた
と語っています。
「もうこんな思いは絶対にしたくない」と思い、1年間練習した林琴奈さんでしたが、高校2年生の春高も準決勝で敗退してしまいました。
泣き崩れる先輩の姿を見て、心の中で「ごめんなさい」とか「私のせいだ」とか、いろいろな言葉が浮かびました。でも、本気で日本一を目指して必死でやってきた姿を見てきたからこそ、苦しくて、声をかけることはできませんでした。
引用:https://www.jti.co.jp/sports/marvelous/profile/hayashi/interview/index.html
高校3年生のときに林琴奈さんは主将を任されます。
当時金蘭会のレギュラーメンバーは、世界ユースに選ばれたメンバーばかりで、インターハイ・春高・国体の3冠をとることが期待されていたそうです。
しかしインターハイはまさかの初戦敗退。
負けず嫌いな林琴奈さんは悔しかったと思います。
しかしその後国体・春高バレーでは見事に優勝を果たします。
いつも支えてくれる同級生のために「絶対勝とう!」「負けたくない」と小学生からのバレーボール人生の中で、一番思ったのが最後の春高でした。
引用:https://www.jti.co.jp/sports/marvelous/profile/hayashi/interview/index.html
最後の春高で優勝したのは、負けたくないという強い気持ちがあったからなんでしょうね。
林琴奈さんは金蘭会卒業後はJTマーヴェラスに所属し、活躍しています。
林琴奈の意外なエピソードとは?
中学・高校で全国制覇し、順調にバレー人生を歩んでいる林琴奈さんですが、過去のインタビューでは意外なことを語っています。
周りからは「華やかな高校生活だよね」と言われますが、振り返ると思い浮かぶのは負けた試合のことばかりです。最後の最後で勝つことができたのは、1、2年の春高で負けた悔しさがあったからです。
池条先生にはいつも怒られるばかりで、褒められたことなど一度もありませんでしたが、「インターハイはお前のせいで負けたけど、春高はお前のおかげで勝った」と卒業してから言われた時、初めて先生に褒められて、とても嬉しかったのを覚えています。
引用:https://www.jti.co.jp/sports/marvelous/profile/hayashi/interview/index.html
勝った試合より負けた試合の方が心に残っているようです。
林琴奈さんは小学生の頃から、”試合に負けるのが嫌で辞めたい”と思うほど負けず嫌いだったようです。
輝かしい経歴を持つ林琴奈さんですが、本人は負けたことの方が印象深いんですね。
プロ選手になるほどの人は勝ったことより、負けたときの気持ちを忘れないんでしょうね。
まとめ
林琴奈さんの出身中学・高校は金蘭会でした。
林琴奈さんは学生時代に全国優勝や主将をつとめており、輝かしい経歴ですが、本人の中では負けた試合の方が強く印象に残っているようです。
林琴奈さんは負けず嫌いなので、負けたときのほうが印象が強いのでしょうね。
しかしその負けず嫌いな性格なので、全日本代表に選ばれる程の選手になったともいえますよね。
林琴奈さんは攻守に渡って周囲から信頼されている選手です。
日本女子バレーを引っ張っていく選手になるかもしれませんね。
これからも林琴奈さんを応援していきたいと思います!